私たち+oneが支援しているカンボジアの孤児院「クルサー・リッリエイ(クメール語で幸せな家族)」で生活をするヴティ(男子)とパンニャ(女子)がこの春、大学に進学しました!

カンボジアの大学進学率は、たった5%。経済的理由や社会背景から、学業を諦めざるを得ない子供たちが溢れている中、孤児院から大学進学者が2人も出たということは本当に喜ばしいことです。

未曾有の疫病が世界に拡大する直前の2020年2月。

現地を訪問した際、孤児院のお母さんからヴティの大学進学の意向を伝えられ、費用を支援して欲しいと相談を受けました。その想いに対し、私たちはサポートする意思があることを伝えました。

その後、コロナによる試験延期などで予定が大幅に変わったものの、2年を経て、同時に2人の進学が決まったのです。

大学卒業後、ヴティは経営が学べる仕事に就きたいと話してくれています。そこで経験やスキルを身につけた後、レストランやホテルの経営者になることを希望し、経営学を専攻しました。

パンニャは、銀行に勤務したいそうです。そこで資金を得た後、自分のビジネスを始めたいと考えています。そのため会計学を選択しました。

ヴティとパンニャから、この度の支援に対して直筆のメッセージが届きました。

サポーターの皆様、日頃より私たちの活動を応援してくださり、本当にありがとうございます。

皆様のご支援のおかげで、2人の子どもの未来の可能性が広がりました。

彼らの夢が実現するよう、皆様にもご一緒に見守っていただけましたら幸いです。

私たちは、これからも1人でも多くの子供たちが自立した人生を切り開けるよう、サポートしてまいります。

(+one石井朋子)