訪問先
フィリピン
訪問期間
2023/09/15~2023/09/18

4年ぶりにフィリピンの子どもたちに会いに行きました!

2023年9月15日~18日、私たちの支援先の1つである児童養護施設・Christian Mission Service of Philippines (CMSP)を4年ぶりに訪問しました。

今年のテーマは「出会いと再会の新しいフィリピンツアー
総勢17名、うち初参加11名で、新たな出会いと4年ぶりの感動の再会を果たしました。

子どもたちと会える時間は実質2日間のみです。
子どもたちの夢を叶える恒例の「ドリカム企画」であるショッピングで幕を開けました。ところが昨今の物価高の影響はここでも例外ではなく、急遽予算を引き上げることに・・・それを聞いた子どもたちは大喜び!!普段自由な買い物ができない彼らにとって、これがいかに特別な機会であるかが伝わってきました。

子どもたちと会える時間は実質2日間のみです。
子どもたちの夢を叶える恒例の「ドリカム企画」であるショッピングで幕を開けました。ところが昨今の物価高の影響はここでも例外ではなく、急遽予算を引き上げることに・・・それを聞いた子どもたちは大喜び!!普段自由な買い物ができない彼らにとって、これがいかに特別な機会であるかが伝わってきました。

ショッピングを終えて施設に着くと、Welcome Ceremonyとして子どもたちがダンスを披露するなど、温かく私たちを迎え入れてくれました。初参加者も、昔からいるメンバーも、手を繋いで走り回って名前を呼び合って、自然とそこにいる全員が笑顔になっていきました。 

参加者や日本にいる+oneメンバーで企画した夏祭りオンライン企画では、全力で楽しむ子どもたちの姿を見ることができました。 
その後、+oneメンバーがゴミ拾いを始めると、子どもたちも自然とゴミ拾いを始め、一緒に後片付けをしてくれました。

夕食後に行っている恒例のダンスタイムでは突然の雷雨で停電するというアクシデントが起きました。停電が終わらずしばらく待っていると、自然と合唱が始まりました。こうしたアクシデントがまるで演出だったかのように、楽しい時間になり、最後は涙ながらにお別れの時間を迎えました。

さらに今年は+oneの前身である団体が設立してから20周年ということもあり、大きなケーキと豚の丸焼きで盛大にお祝いしてくれました。CMSPと出会って20年という年月の重みと絆を感じる時間でした。

今回は、初参加者が多いツアーとなりました。初参加の方からの言葉が印象的でした。

ツアー前は、子どもたちとお別れする瞬間は多少寂しいだろうなと予想していたのですが実際は多くの子どもたちが泣き、私にも抱きついて泣いてくれる子がいて、その様子を見て自分も涙が出るほど寂しくなってしまいました。 それほどの『離れたくない』という愛情に近い感情が自分に芽生えるなど思ってもおらず、正直とても驚きました。今では子どもたちにまた会えるのは1年後か、とすでに待ち遠しく思っているくらいなので、実際に子どもたちに会うことでこんなにも大きく心情が変化することに尊さを感じました。

子どもたちに初めて会った参加者も、何度も会ったことがあるメンバーも、今回、子どもたちと直に会うことができ、たくさんのエネルギーを貰いました。

私自身、初めてCMSPの子どもたちに会いましたが、+oneに入ってよかった、このツアーに参加してよかった、と心から思える時間でした。こんなにも幸せだと思える時間を過ごせるのは他でもなく、子どもたちとそれを支えてくださっている方々のおかげだと思います。
+oneが20年間続いてきたこと、それを支えてくださった方がたくさんいらっしゃることに、感謝しかありません。

来年も再来年も、何十年後も、子どもたちの未来を支えていけるように、私たち+oneは今後も活動を続けていきたいと思いますので、皆さまからの温かいご支援をいただけたら幸いです。

+one 栗田倫)