Philippines Tour 2017 〜 +one more color 〜
2017年9月15日から18日の4日間にかけて、フィリピン・カビテ州ナイクにある私たち+one(プラスワン)が支援する児童養護施設CMSPを総勢58人のメンバーで訪問しました。
2017年のツアーコンセプトは“+one more color”
いろんな個性を持った人が、お互いの違いを受け入れ認め合うことで、明るく彩りのある世界になる。
まさに今年はそんなコンセプトにぴったりな彩りあふれるツアーとなりました。
ツアー参加者は総勢58人。そのうち初参加者が過去最高の23人、家族連れで参加したメンバーは過去最高の4組と、これまでにない大所帯での訪問に。
CMSPの子どもたちを
1日目 再会/ドリカム企画第1弾 キャンプ・ベンジャミン
子どもたちとメンバーが再会したのは、毎年恒例「ドリカム企画」の舞台に選ばれたレジャー施設のキャンプ・ベンジャミン。子どもたちに普段体験できないことを経験して欲しいという想いから生まれたこの企画で、今年は「プールへ行きたい」という子どもたちの願いを叶えます。
1年ぶりに再会した子どもたちの成長に驚きながらも、互いに1年間の想いを伝え合ったり初参加のメンバーを紹介したりと再会を喜びあうメンバーたち。みんな一緒に、さっそくキャンプ・ベンジャミンのアトラクションへと向かいます。
まず子どもたちとメンバーを盛り上げたのは、空中に張られたロープを滑車に乗ってすべっていく「ジップライン」。大はしゃぎの子どもたちの黄色い声が青く澄んだ空に響き渡ります。
そんな大絶叫の子どもたちは、ついに念願のプールへ。みんなで飛び込んだり泳いだり、水を掛け合ったり…力の続く限り遊びつくしました。
CMSPの施設に戻り、自由時間と食事を楽しんだあと始まったのは、ダンスタイム! 一緒に踊り狂いながら1日目が終わりました。
2日目 ドリカム企画第2弾「Summer Festival!」
2日目は待ちに待った「Summer Festival!」
子どもたちに日本の夏祭りのような賑わいのある時間を過ごして欲しいという想いから始まった毎年恒例の企画で、子どもたちにも大人気です。
「何をしたら子どもたちが楽しんでくれるか」
そんな想いを胸に、メンバーたちは毎年さまざまな日本風の屋台を準備します。
今年用意されたのはフルーツポンチやかき氷、射的に障害物レース、抽選会など。
“Summer Festival!”を通じた新たな経験や出会いが、彼らの明るい未来に少しでもプラスになったら―。この企画には私たちのそんな願いも込められています。
2日目にはその他にも、現地の子どもたちと日本に残ったメンバーを繋ぐ「Skypeプロジェクト」や、子どもたちの想像力と個性があふれる「メッセージカード作り」などが行われました。私たちが準備した企画を全力で楽しんでくれる子どもたちの姿に、私たちもたくさんのエネルギーをもらった1日でした。
See you next year!
楽しい時間はあっというまに過ぎ、もうお別れの時間です。
この2日間の感謝と次の再会を誓い、後ろ髪を引かれながら施設をあとにしました。
+oneのツアーは1年に一度だけ。
だからこそ、この一瞬一瞬を大切にしたいと思えるのだと思います。
来年も+oneは必ず子どもたちに会いに行きます。
大切な家族に想いを伝えるために。
(+one 2017年フィリピンツアーリーダー 尾野勝)