訪問先
フィリピン
訪問期間
2009/03/27~2009/03/30

私たち+one(プラスワン)が支援している、フィリピンの児童養護施設「CMSP」で20周年のお祝い式典があり、それに参加するために3月27日~30日の3泊4日でフィリピンに行ってきました。

フィリピンでの1日目は、朝7時からの運動会でスタートしました。4チームに分かれての対抗戦。子どもたちはいつもに増して、大はしゃぎ。綱引きやバスケットボール、10メートル程の竹の棒のてっぺんにある旗を取るために競い合う…など、さまざまな種目が用意され、応援する子どもも競技に挑戦する子どもも一体となって盛り上がりました。

夜に行われたセレモニーでは、各団体からプレゼンテーションを行い、私たち+oneもメッセージVTRの披露とスピーチを行いました。そして、子どもたちからは歌とダンスの素敵なパフォーマンスをプレゼントしてもらいました。

2日目は、日曜日なので朝はミサが行われました。いつものように、子どもたちが歌う賛美歌を織り交ぜながらのミサでした。ミサの後は、フリータイム。いつものツアーとは違い、コンテンツとして用意しているイベントがないので、子どもたちとのんびり話したり遊んだり、自由な時間をたっぷり過ごしました。子どもたちの部屋に行くと、今までに私たちがプレゼントした手紙や、ショッピングで買ってあげた靴のタグなどが丁寧にしまわれているのを見せてくれました。子どもたちにとってはそれら一つ一つがかけがえのない大切な宝物なんだ、ということを改めて実感させられました。いろいろな部屋を回り、のんびり子どもたちと最近の出来事や将来の夢、などについて語り合いました。また、一足先に帰ってしまったメンバーからある少女宛に預かった手紙をその子に渡すと、それを見た瞬間泣き出してしまいました。それだけ、喜んでくれていたんです。

半年振りの子どもたちとの再会はとても温かな時間で、あっという間に2日間が過ぎてしまいました。お別れのときはやはり寂しいけれど、一人一人の子どもと抱き締め合い、夏の再会を約束しました。継続的に支援することの意味、直接会いに行くことの大切さを改めて実感しました。

(+one 倉増泰葉)