+one(プラスワン)のともです。
タイトルの質問は、私がフィリピンの児童養護施設・CMSPの卒業生に対して先日聞いたものです。
彼女は、下記のように答えてくれました。
私がCMSPに来たのは6歳の時。その時から、CMSPは私の第2の家族になった。私には多くの兄弟姉妹がいて、多くのお母さん、お父さんがCMSPにはいたの。私にとって、居心地のいい場所となっていったわ。私はCMSPで教育を受けることができ、幼少期に必要とされる愛やお世話、そして安全な住まいを与えてもらった、そして何よりも家族ができた。だから、私にとってCMSPは家族。これからもずっと家族であり続けると思うわ。
彼女は今、フィリピンの貧しい人々を助けられるような、社会的責任あるビジネスを立ち上げたいと、日本の大学院で勉強しています。彼女がこれまでCMSPで受け取った大切な価値観を、次の世代に伝えようとしているその姿は、「幸せ・愛の循環」だと感じ、そのエピソードを聞いて胸が温かくなります。
また、彼女の話を聞き、CMSPで暮らす100人もの子どもたちに対して、献身的な愛情を注ぎ、彼女らの成長を支えるスタッフの皆さんの偉大さを感じました。
+one(プラスワン) 満尾 朋美