Philippines Tour 2012 – Our hearts are always together –
私たち+one(プラスワン)は、9月14日から17日にフィリピンの児童養護施設CMSPへ行ってきました。子どもたちと私たちのお互いにとって、 1年に1度のツアーは毎年楽しみでワクワクするもの。もちろん恒例の企画で目一杯子どもたちと遊びつつ、CMSP理事とのミーティングや、 子どもたちに「Our hearts are always together」というメッセージを伝えるためのプレゼンテーションを実施するなど、コンテンツ盛りだくさんのツアーでした。
CMSP理事とのミーティング
CMSPの運営管理を担う理事のダイナ・マカレナスと+oneでミーティングを実施しました。ユーロ安や物価上昇に伴う苦しい経済状況とともに、子どもたちの生活・進学状況などを報告いただき、 今後の支援の方向性について相互理解を深めてきました。また、国内でのイベントで得た収益やサポーターの方々の寄付金等、総額100万円を寄付しました。
ドリームズ・カム・トゥルー企画
毎年恒例となった「ショッピング」「夏祭り」を今年も実施しました。
ショッピング
普段、通学以外でCMSPの外に出ることのない子どもたちは、ショッピングモールに行く前から興奮状態。1人500ペソ(約1,000円)で1つだけ好きなものが買える恒例企画では、靴や洋服など、普段は自分で選ぶことが出来ない日用品を買っていました。今年はゲームセンターでの自由時間も設け、普段ゲームで遊ぶことのない子どもたちは、とびっきりの笑顔で遊んでいました。
夏祭り
今年の夏祭りのテーマは、「日本風夏祭り」。内容は、提灯作りや盆踊り、出店での輪投げやチョコバナナなど。雨の影響で屋内での実施となりましたが、大好きなチョコで 口の周りをいっぱいにする顔は、今年も晴れやかな笑顔でした。また、私たちがツアーにいく前に、CMSPの卒業生が+oneの「夏祭り」を再現してくれたそうです。この「夏祭 り」は、子どもたちにとって、本当に楽しみにしているイベントなのです。
Our heats are always together
今年も+oneからCMSPへ歌とダンスを披露しました。+oneのメンバーが会社のデスクに子どもの写真を飾っている様子や、 日本における1年間のイベントの軌跡を動画で上映し、「遠く離れていても私たちの心はいつも君たちのそばにある」というメッセージを伝えてきました。今年は、動画の字幕・歌ともに、タガログ語で訳し、小さい子どもたちにもメッセージが伝わるように工夫しました。私たちのプレゼンテーションをみて泣いている子もおり、 大事なメッセージが伝わったと感じた瞬間でした。
あっという間の3日間でしたが、日本での協力者の方々と私たち+oneの想いを、子どもたちに伝えてきました。来年も再来年もこの先もずっと、この子どもたちの 成長を見守り、そして、彼らの夢を応援し続けることを決意してフィリピンを出発しました。
(+one 2012年フィリピンツアーリーダー 柏木泰佑)