訪問先
カンボジア
訪問期間
2023/02/10~2023/02/13

コロナウイルスの規制が緩和されたため、2023年2月10〜13日の3泊4日でカンボジアのシェムリアップにある孤児院「クルサー・リッリエイ」を訪問しました。
現地の訪問は3年ぶりです。この3年間の間に+oneへ加入した新メンバー4人にとっては、支援先の子どもたち・施設の方々とお会いする初めての機会です。

今回のカンボジアツアーでは以下のことを行いました。

・社会科見学(プレイチュルック小学校)
・ラエムさんMTG
・子供たちとの遊びコンテンツ
・ウェルカムセレモニー
・みんなでビュッフェレストランへ
・想いの共有
・アンコールワット サンライズ
・水族館見学(Angkor Wildlife & Aquarium)
・zoom(日本⇔カンボジア)
・フェアウェル・写真撮影

社会科見学では、500名ほどの生徒が在籍しているプレイチュルック小学校を、現地で子どもたちを支援をされている日本の方に案内していただきました。
訪問した際には、子どもたちは体育の授業で走り幅跳びをしていたり、教室で数学の授業や国語の授業を受けていました。
現地には裕福な学校とあまり裕福ではない学校の差があることや現地の衛生環境がどうなっているのか、学校はどのように運営されているのかなど、様々なことを知ることが出来ました。

社会科見学


クルサー・リッリエイの責任者であるラエムさんとのMTGでは、ラエムさんや子どもたちの健康状態や月々の生活費は足りているかなどの経済状況、困っていることなどを聞き、今後の支援の方針などを考える貴重な時間を過ごしました。

施設を訪問するツアーは、皆さまから頂いた寄付金を届けるだけでなく直接子どもたちへ愛を伝え、プレゼントを贈る機会です。
この3年間はオンライン上でしかコミュニケーションができませんでしたが、今年は2022年10月末にオープンした水族館(Angkor Wildlife & Aquarium)へ子どもたちを連れていくことができました。
メコン川やトンレサップ湖からきた淡水魚や屋外のトラやカワウソ、クロコダイルなどを見て子どもたちも楽しそうにしており、一緒に写真を撮ったり話をしたりしながら水族館の中を回りました。

水族館



また、個人的に印象に残ったことをお伝えします。
私は今大学2年生です。現地でマイ・ヴティという18歳で大学2年生の男の子と話しをしました。
ヴティくんは、「カンボジアの社会が平等で公正であってほしい」また「経済的余裕のない弱者を助けたい」という素敵な思いを持って、法律の勉強をしています。今年は、民法、刑法、国際法、一般法などを勉強するそうです。
カンボジアの大学進学率は0.7%~1.0%とされていて、日本の大学進学率、56.6%よりも低いです。また、クルサー・リッリエイの子供たちは、生きていけるギリギリの生活をしています。そのような環境で、すてきな思いを持って頑張っている子どもたちを自分たちが支援していることを実感しました。

今回のツアーではクルサーリッリエイの子どもたちと3年ぶりに直接会うことができ、楽しい時間を今日することが出来ました。子どもたちの沢山の笑顔を見ることができてよかったです。
来年も子どもたちと現地で楽しい時間を過ごすことができるよう活動してまいります。

集合写真


(+one 平野 晴也)