2018年10月27・28日の2日間にわたり、「学校へ帰ろう 秋学期」を開催しました。 栃木県にある廃校を活用した宿泊施設「星ふる学校 くまの木」にて行われるこのイベントは、+one(プラスワン)の大人気イベントで、開催は15回目です。 ただ、ハロウィンシーズンでの開催は今回が初めてでした。
今回はテーマを『プラワン魔法学校』と、これまでとは大きく趣旨を変えてみました。 子どものころに抱いた「もしも魔法が使えたら…」という願い。 それを大人になった今だからこそ、童心に還ってさまざまなコンテンツに参加してもらう中で叶える、不思議な2日間を体験してもらいました。
1日目
バス移動から到着してすぐに「はじまりの儀式」(入学式)。 各授業の名称も、魔法学校にちなんだものです。 魔法使いの集い(学活)では、各クラスで集まります。 2017年夏学期の「学校へ還ろう」で人気だった「謎解き」をしながら、クラスメイトと少しずつ打ち解けていきます。
魔法術入門(体育)では、クラス対抗でマシュマロリバー、ドッジボール、リレーをしました。 ドッジボールでは、片足でしか立てない魔法や、利き手が使えなくなる魔法を使うなど、独自のルールも入って盛り上がりました。
変身術(文化祭準備)では、2日目の目玉企画「演劇」の役決めや準備をします。 今回の演目は「魔女の宅急便」。 クラスで話し合い、画用紙や布・リボンなどの限られた道具で小道具製作にも工夫が見られました。 占星学(道徳)では、「書けば本当に願いが叶う未来新聞」制作に取り組みました。 それぞれどんな未来を想像するのか発表もして、みんなで夢を共有しました。
少し疲れが溜まったところで給食の時間です。 夕飯の献立はハロウィンにちなんでかぼちゃサラダ・パンプキンスープ・ハンバーグなどの洋食に。 「おかわり」の声がたくさん聞こえてきました。
2日目
変身術(文化祭本番・発表)に向けて、朝早くから練習です。 最優秀クラス賞・女優賞・男優賞などを目指して、みんな頑張る姿が印象的でした。 本番は、緊張感が伝わりながらもダイナミックでユニークな演劇で、ゲストもスタッフも圧倒されました! 各クラス、ハイクオリティーな劇を披露して、クライマックスシーンでは涙をする観客もちらほら…。
旅立ちに向けて(最後の学活)では、担任教師からの挨拶と、参加者のみんなが2日間で感じたことなどの想いを共有しました。 多くの活動を通して深まった仲や、演劇への熱い想いを、みんな涙ながらに語ってくれました。
旅立ちの儀式(卒業式)では、校長からの言葉や、担任のメッセージ入りの卒業証書授与があり、会場がイキイキとした雰囲気になりました。 最後に、映画『魔女の宅急便』から「やさしさに包まれたなら」のBGMに合わせて作られた2日間の思い出ムービーを観てほっこりして、本イベントは終了です。
2日間という短い時間で得たたくさんの仲間や気づきを、これからも大切にしてもらえたら嬉しく思います。 ありがとうございました。
(+one 根岸 さゆり)